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ballet le coeur

日本の西側より….

皆様、暖かくなったり寒くなったりを繰り返しておりますが、体調など崩していませんでしょうか?
子供たちは卒業などの行事で、きっとどこか変化を楽しんでいる事と思いますから、元気だろうとは思いますが。

さて、そんな中で僕は今日から福岡出張に出ております。4月最初と、末にある舞台のリハーサル。ドン・キのバジルくんなんて、テクニックに難のある僕には悩みの多い作品です(笑)

それで最近、リハーサルなどを良くしている訳なのですが、この時間ってとっても楽しくないですか…?

僕は当然、ジャンプもターンも苦戦します。不安定な要素が多いし、元々の瞬発力の無さや運動神経の悪さに嫌気も差します。
でも…楽しくないですか?テクニックの整理、表現の整理も、お客様には楽しんでもらいたい、自分も踊りたい、その舞台のための時間です。好きなバレエも出来ますしね。(←ここは気持ちわざとらしく誇張する感じで読み直してスルー気味にしておいて下さい)

クラスやリハーサル、練習や勉強で出来るようになったことだけが、自分自身で持って出れる、アクセサリーのようなものだとします。舞台も、衣裳も、その瞬間のためにそれぞれの職人さんによって磨かれているように、技術という自分のアクセサリーを磨く…そんな時間は、苦しくても、大変でも、1つの幸せな、楽しい時間だなぁ…と、僕は最近感じております。

そうしてそのアクセサリーが輝きを持ったら、それはそのままで、素敵な光を放ち始めます。何も変えなくていい。それだけで、人を惹き付ける魅力となるのだと思います。

舞台に立つ時に、その輝きを持って堂々と舞台に立って欲しいのです。緊張もするでしょう。人の前に出るわけですから怖さを感じる事もあるかもしれません。けれどその緊張で、自分のアクセサリーの光を遮る事は無い。

それはそれ。

そういうイイものを磨いているのだと、教え子たちに伝えておきたいと思いました。

なんだか恥ずかしい文章になってしまいましたが、大好きで、ずっとお世話になっている福岡のバーがお休みだったために、お喋りをするエネルギーの行き場を失ってしまった、こんな僕の独り言でした。

それでは皆様、おやすみなさい。

賀川